Sherlock-300IA / Sherlock-300IHAインラインタイプ
リフロー前基板の検査にも最適な低振動メカニズム
- 高剛性カメラ移動機構
高剛性のX-Y 2軸駆動により、高速且つ静かで滑らかな撮像ユニットの移動を実現。 - 基板固定
基板はコンベア上で静止しておりカメラのみ駆動するため、リフロー前検査にも最適。 - 加減速制御技術
半導体ウエハ搬送ロボットで用いる低振動高速駆動用のモーション制御技術を採用。固定前部品への振動影響を最小化。
コンパクトなボディーで、既存ラインへの追加配置もOK!
※図はイメージです。Sherlock-300Iをリフロー炉後に設置する場合は中間コンベアを入れることを推奨します。
実装部品に応じて選べる装置仕様
部品最大高さ60mmまで対応可能。
検査する部品の高さに合わせて装置仕様を変更可能。
被写界深度が広いテレセントリック光学系を専用開発することで、背高部品表面の品番・極性検査も高精度に検査可能。
データ作成サポート機能充実
検査設定を補助する機能を多数用意。
「テンプレート」機能では画像を見ながら、実際に検査する位置を指定すると適切な検査設定が入力される。
仕様
※表は横にスクロールしてご覧ください。
検査対象基板 | Mサイズ | ○ |
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Lサイズ | - | |
寸法 | 50mm(幅)×50mm(奥)~ 330mm(幅)×250mm(奥) |
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基板厚 | 0.5~2.0mm | |
基板最大質量 | 1kg | |
基板高さ制限(クリアランス) | 上面 | 25mm(分解能:12.4μm/pixel) 30mm(分解能:18.7μm/pixel) |
下面 | 70mm | |
分解能 | 12.4μm/pixel 18.7μm/pixel (出荷時選択) |
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最小検査対象部品(JIS) | 0402(分解能:12.4μm/pixel) 0603(分解能:18.7μm/pixel) |
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検査速度 | 5,000mm2/s (※分解能:18.7μm/pixelの場合) |
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主要検査項目 | 部品検査 | 欠品、位置ずれ、立ち、極性、異物、 表裏反転、文字認識(OCR) |
ハンダ検査 | 過多、過少、未ハンダ、ブリッジ、ハンダボール | |
撮像範囲 | 25.4mm×13.5mm(分解能:12.4μm/pixel) 38.3mm×20.3mm(分解能:18.7μm/pixel) |
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被写界深度 (社内規定による) |
6mm(分解能:12.4μm/pixel) 10mm(分解能:18.7μm/pixel) |
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繰り返し位置精度 | ±50μm | |
カメラ | 2M Pixel | |
照明 | RGB+電球色LED | |
撮像系構造 | 物体側テレセントリック光学系 | |
基板流れ方向 | 左 ← 右 / 左 → 右(出荷時選択) | |
撮像部駆動方式 | 高剛性2軸駆動 | |
基板固定方式 | エアクランプ | |
搬送コンベア幅調整 | 自動 | |
搬送部高さ | 920±50mm | |
基板幅決め 基準位置 |
手前 | |
モニター | 21.5インチ タッチパネルディスプレイ | |
PC | OS | Windows 10 Pro 64bit 日本語 / 英語(言語は出荷時選択) |
メモリ | 8GB | |
装置間インターフェース | SMEMA規格準拠 | |
使用環境条件 | 10~35℃ / 30~80%RH(結露無きこと) | |
保管環境条件 | -10~60℃ / 30~80%RH(結露無きこと) | |
電源 | AC100~240V ±10%(単相) 50/60Hz |
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供給エア | 圧力:0.5MPa 消費量:5Nℓ/min |
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本体寸法(突起部含まず) | W620×D758×H1,294mm *搬送部高さ900mm時 |
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重量(PC含まず) | 154kg |
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